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初期消火の大切さと避難の判断を学ぶ🔥(10月定例研修会)

こんにちは😊

障がい者グループホームグッドフェローズです。

秋らしい空気が感じられるようになってきましたね🍂

 

今回は、10月15日(水)に行われた定例研修会の様子をご紹介します。

 

今回のテーマはズバリ、

👉 「初期消火の大切さ」と「避難の判断」。

 

久留米消防本部の消防隊員4名の方にお越しいただき、職員17名が参加しました。

施設内での座学のあと、屋外では実際に水消火器を使った訓練も行いました🚒✨

 


🧯初期消火ってどうすればいいの?

火災が起きたときにまず大事なのは、「落ち着いて状況を判断すること」

小さな火のうちに対応できる“初期消火”はとても重要ですが、同時に「無理をしないこと」もポイントです。

 

消防士さんからはこんなお話がありました👇

  • 初期消火ができそうなら、まず火を消す行動を優先。

  • 難しそうな場合はすぐに避難し、逃げながら通報を行う。

  • 一人で消火と通報の両方をするのは大変なので、状況に応じて臨機応変に対応することが大切。

 

また、通報時には「場所」と「火事であること」をはっきり伝えることが重要です📞

身の危険があるときは、一度電話を切って安全な場所からかけ直してもOKとのこと。

 

火が消えたように見えても、必ず消防に連絡し、安全確認をお願いする必要があると教わりました。

見た目では消えていても、内部に火が残っていることがあるそうです🔥💦

 

🚪避難のタイミングと判断

次に学んだのは、「いつ避難に切り替えるか」という判断。

消火を続けるか、避難に切り替えるか――これは実際に起きたとき、非常に難しい判断になります。

 

火の勢いが強くなったり、煙が広がり始めたら、迷わず避難へ切り替えることが鉄則です。

火よりも怖いのが「煙」。

 

煙を吸ってしまうと意識を失ってしまう危険があるため、避難の際は低い姿勢で移動し、扉を閉めながら逃げることで、煙の広がりを遅らせることができます🚶‍♀️💨

 

また、もし2階で火災が起きた場合は、ベランダへの避難有効な手段。

無理に煙の中を通るよりも、安全なベランダに出て救助を待つ方が安心です。

 

ベランダの広さや隣の部屋との連結などを、日頃から確認しておくことも大切だと学びました。

 

🧯消火器の使い方を実際に体験!

座学のあとは、屋外で水消火器を使った実地訓練を実施しました。

消火器の操作は一見シンプルですが、実際にやってみるとコツがいくつもあります✨

消防士さんからは「ピノキオ」という覚え方を教わりました👇

 

🔹ピ:ピンを抜く

🔹ノ:ノズル(ホース)を持つ

🔹キ:距離をとる(3〜5メートルほど)

🔹オ:押す!(レバーを握る)

 

この4つを覚えておけば、焦らず操作できるとのこと😊

また、火の勢いが天井まで届いているような場合は、1本の消火器では消しきれないため、その時点で避難へ切り替える勇気も大事だと教わりました。

消火器の放射時間は約15秒と短く、放射距離は3〜7メートル程度。

「逃げ道を背にして使う」ことで、いざというときもすぐに後退できます。

 

実際に放射してみると、想像以上の勢いに少し驚きながらも、「思っていたより簡単に使える」「これなら自信が持てそう」といった声も聞かれました😊✨

 

🏠施設内の防火点検と日頃の意識

今回の研修では、「日常の意識の積み重ねが一番の防災」という言葉も印象的でした。

消火器の位置は玄関や2階など、計2か所に設置されていますが、いざというときにすぐ使えるよう、場所を定期的に確認しておくことが大切です👀

また、湿気の多い場所にあるとサビが出やすく、使用に影響することもあるため、環境チェックも欠かせません。

 

グッドフェローズでは、専門業者(十八防災)さんによる火災報知器・誘導灯・消火器などの点検を年2回実施しています🔍

 

この定期点検のおかげで、安心して使える状態が常に保たれています✨

 

🔥実際に起こりうる火災を想定して

講習の中では、実際に起こりうる火災パターンについても学びました。

たとえば…

  • 料理中の油火災

  • 電気コードのショート

  • 禁煙ルールを破った喫煙トラブル

 

油火災の場合、水や粉末消火器を直接かけるのは危険です⚠️

油が飛び散って火が広がってしまうことも…。

その場合は、鍋のフタをかぶせて空気を遮断するのが有効です。

 

また、どうしてもフタがないときは、応急処置としてマヨネーズを入れて酸素を遮るという方法も紹介されました(※あくまで最終手段です)。

 

🚶‍♀️避難ルートを事前に確認!

施設内は一般的な戸建て構造のため、避難経路は階段がメインです。

もし階段が使えない場合は、ベランダからの避難が必要になります。

 

ベランダが繋がっている部屋もあるので、「どの部屋からどこに逃げられるか」を日頃からスタッフ同士で共有しておくことが重要です🌟

 

また、京都アニメーション火災の事例をもとに作成された「避難の安全確保マニュアル」も紹介され、 非常時に“自分の身をどう守るか”を考える良いきっかけとなりました。

 


💭まとめと今後の取り組み

今回の研修を通して、改めて感じたのは、「火や煙をリアルにイメージして訓練することの大切さ」です🔥

いざというときに冷静に動けるようにするには、普段から消火器の位置を確認したり、避難経路を意識しておくことが欠かせません。

 

今後は、利用者さんも参加できる形での避難訓練や、支援が必要な方をサポートできる体制づくりも進めていく予定です🤝✨

 

🚒さいごに

今回の研修では、消防士の皆さんからたくさんの実践的なアドバイスをいただきました🙇‍♀️

日頃からの意識と準備が、いざという時の“安心”につながります。

 

グッドフェローズでは、今後も定期的な研修を通して、「安心・安全に暮らせるホームづくり」を続けていきます🌈

 

読んでくださり、ありがとうございました😊