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✨6月の定例研修レポート📚

~障害者虐待防止と身体拘束について学びました~

こんにちは!

障がい者グループホーム「グッドフェローズ」です🏡🍀

6月18日(水)に、スタッフ向けの定例研修会を開催しました!

 

今回のテーマは、とても大切な 「障害者虐待防止」と「身体拘束の適正化」 について。

参加スタッフは全部で18名。

日々利用者様と接する中で、改めて考えるべきテーマでした💡


📌研修の目的って?

私たちグッドフェローズが目指しているのは「安心して自分らしく暮らせる場所づくり」。

そのためには、利用者様の人権を守ること が何より大切です🕊️

 

虐待や不適切な身体拘束は、本人の心や体に大きな傷を残してしまいます。

この研修では、どんな行為が虐待にあたるのか、どうやって防ぐか、そして万が一のときにどう対応すべきかを、しっかり学び直しました👀✨

 

📖障害者虐待防止法って?

「障害者虐待防止法」は、平成24年10月に施行された法律です。

目的は、障害のある方が 尊厳をもって安心して生活し、社会参加できるようにすること

 

過去には、家庭や施設、職場などでの虐待が見過ごされたり、本人が助けを求められなかったりする深刻な事例が多くありました。

 

その反省から生まれたのがこの法律です💡

 

❗虐待にはどんな種類があるの?

法律では、虐待は大きく5つに分類されています。それぞれ具体例を見ていきましょう👇

1. 身体的虐待👊

暴力をふるったり、理由なく身体を拘束すること。

例:叩く・つねる・ベッドに縛りつける など

2. 性的虐待🚫

わいせつな行為をしたり、させたりすること。

例:不必要な身体接触、性的な発言や行動

3. 心理的虐待😢

精神的に傷つける言動や態度をとること。

例:怒鳴る、無視する、バカにするような言葉を浴びせる

4. ネグレクト(放置)🥺

必要なケアをせず、心身の健康を害すること。

例:食事を与えない、入浴や医療を怠る

5. 経済的虐待💰

本人の財産を勝手に使うこと。

例:年金を無断で引き出す、買い物を強制する

 

📢虐待を見つけたときの対応

いちばん大事なことは、「疑いがある時点で通報すること」📞‼️

虐待が事実かどうかは関係ありません。

「もしかして…?」と気づいたら、市町村に速やかに通報する義務があります。

 

通報者は守られます🛡️

「通報したら職場で浮くかも…」なんて心配はいりません!

法律で保護されており、匿名通報も可能です。

通報することで、

  • 利用者様の命を守る

  • 虐待行為をした職員の更生のチャンスにもなる

  • 組織全体で支援のあり方を見直すきっかけになる
    など、多くの“救い”につながります🌈

 

🚫身体拘束について

身体拘束とは、利用者様の身体の自由を奪う行為。

たとえ善意からでも、原則は禁止されています❗

拘束されると、身体機能が低下したり、精神的ダメージを受けたりと、利用者様の生活の質が大きく損なわれてしまいます😖

 

✅どうしても必要な場合の「3つの条件」

どうしても身体拘束をせざるを得ない状況では、次の3つの条件を すべて満たす必要 があります。

  1. 切迫性:命や身体に危険が迫っている

  2. 非代替性:他に方法がない

  3. 一時性:必要最小限の時間だけ行う

 

さらに、拘束を行う際には…

  • チーム全体で検討し、会議を経て決定する

  • 本人・ご家族への丁寧な説明と同意

  • 記録の保存と支援計画への明記

  • 行政機関との連携や報告

…など、慎重な対応が求められます📋

 

🧡グッドフェローズが大切にしていること

私たちは、日々の支援のなかで「これは虐待につながっていないか?」と常に意識しています。

そのためにも、スタッフ全員が同じ基準をもち、学び続けることが大切です👥✨

この研修を通して、「虐待は絶対に見逃さない」「身体拘束は最終手段」――
そんな強い意識を、スタッフ一人ひとりが再確認しました💪

 

💬最後に

虐待の防止や身体拘束の適正化は、スタッフだけでなく、利用者様・ご家族・関係者みなさんとの連携もとても大切です🤝

もし日常のなかで「ちょっと気になるな…」と感じたことがあれば、遠慮なくスタッフまでお声かけください。

 

小さな気づきが、大きな安心につながります🌟

これからも、グッドフェローズでは“誰もが安心して暮らせる場所”を目指して、一歩ずつ歩んでまいります🏠✨